2007年09月25日

電話でのReading (3)

2006年11月24日(金曜日)

先生に電話で本を読むのも3回目になって、だいぶ慣れてきた。

今回は ORT Stage2の“The New Trainers” をよんだ。

「Hello, Ouranios!」先生はまた明るく挨拶してくれたが、僕はいつものように無言。ママに催促されて題名から読み始めた。

僕は以外にも自信をもってすらすら読めたので、ママもすこし驚いた。先生も、僕が一ページを読むごとに、「Good boy」,[Well done!]と褒めてくれて、終わると、僕がすらすらと上手に読めたことに喜んでくれた。

その後先生はママに「オラ二オスは毎回よくなって来ていますね。Star of the weekにも撰ばれましたし、Mrs sとのセッションも楽しくやっているみたいですよ。」と言ってくれて、ママもこの調子で順調に進んでいけば、そのうち学校でも話せるようになるかもしれない、と期待し始めていた。 

そして、その夜、とうとう待ちに待っていたものが僕の家にやってきた。
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2007年07月27日

放課後の会話練習(7)


2006年11月23日(木曜日)

教室での会話練習に切り替えて2回目。

二つのドアに「Don’t Disturb」の張り紙をして,先生が教室から出て行った途端、僕は普通の声でしゃべりだした。

ママは、こんなすぐにしゃベリ出すなんて、最初から教室一本に絞ればよかった、などと思いながらも、自然に僕の話に付いて来てくれた。

僕はほとんどホワイトボードの前に居て、自分の名前を書きながら、スペルを言って、出来上がると、「オラ二オス!」と、ママに見せて、次に、なぜか、クラスの女の子の名前を書き出した。

特に仲良く遊んでいるわけでもなさそうなのに、同じテーブルだからか、その子の名前を書きながら、スペルを言って、出来上がると、また、ママに見せて、その子の名前を言った。
僕も、なんでその子を選んだか、よくわからないのだが。

そうこうしているうちに、ママは僕がもじもじしているのに気が付いた。

「オラ君、おトイレさん?」
「うん。。。。」

僕は、結構切羽詰っていたので、ママもあわてて帰りの支度をして、教室を出た。

そういうわけで、今回は8分くらいで終わったが、とうとう、教室で普通の声が出るようになった。

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2007年07月21日

電話でのReading(2)

2006年11月22日(水曜日)

2回目の電話でのReading. 

水曜日は、先生方のミーティングがあるので、先生はそれが終わった5時ごろに電話をかけてきた。

いつものようにTVを見ていると電話が鳴った。 ママは電話に出る前に、TVを消すか音を消すか、僕に言って、電話に出た。僕はもちろん、音を消してギリギリまでTVを見ていた。

ママがちょっと先生と話をして、僕に受話器を渡した。

「Hello, Ouranios!」電話の声はいつものように明るかったが、僕は無言。気が気でないママが本の題名を指差したので、そこから読み始めた。

今回の本は、ORT Stage2の“The Dream” だった。

僕が一行読むごとに先生はまた褒めてくれた。 この本は今日学校からもってきたばかりの本で、先生が電話をくれる前に一度ママと練習しただけだったので、ママは側でハラハラしながら聞いていた。

無事に終わると、ママに受話器を渡し、僕はまたTVに戻った。

先生は、僕が今回は前回よりすこし大きな声で読む事が出来たので喜んでいた。
そして、ママにまたシールを一つあげてください、と言って電話を切った。

僕も先生が聞いていても平気になってきたので、すこし大きな声が出せたのかもしれない。

この調子で、次回はもっと大きな声が出るといい。
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2007年07月01日

放課後の会話練習(6)

2006年11月21日(火曜日)

放課後に、学校内をママと歩きながら話をする作戦は、あまりうまく行かなかったので、今日からは放課後,誰もいない教室で、ママと話をすることにした。

誰も入ってこないように、二つある出入り口のドアには、「Don’t disturb」のとかいた紙を張って、10分ぐらいママと二人だけで過ごした。

僕は、誰もいないことをいいことに、ホワイトボードに自由に電車、London、火山の絵を描き、

 「でんしゃ、ロンドン、ボルケーノー!」と、ささやきながらいっぱい描いた。

小さいながらも、言葉を発する事が出来たので、今回は、まずまずの出来だった。

やはり、放課後とはいえ人が行き来する学校内はなかなか落ち着いて話せない。

教室で、誰も入ってこないとなると、安心して声も出やすくなるのだろう。

これからが、楽しみだ。

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2007年05月25日

電話でのReading(1)


2006年11月17日(金曜日)

今日はいよいよ先生との電話でのReadingが始まる。

ママと先生が約束した時間に、電話が鳴る。

最初はママが電話に出て、ちょっと先生とお話した。そして僕の番。

僕は渋りながらも、まんざらでもなさそうに、受話器に向かって本を読み始めた。

学校でReading用に使っているOxford Reading TreeシリーズのStage 2の 
“Go-Kart”  をよんだ。

僕は、初めてにもかかわらず、しっかりと声に出して読んだ。 先生は僕がセンテンスを読むごとに、一杯褒めてくれた。

読み終わったあとも、先生はたくさん褒めてくれて、僕は何も言わずに聞いていた。

その後、ママに代ったが、ママと先生は初めてなのに僕が声を出して読んだことに、正直言って驚いたようだ。最初から僕が声を出す事は期待していなかったので二人とも興奮気味。


先生と面と向かうこともなく、家でママもついて居たので、僕も気持ちが楽だったからすんなり出来たのかもしれない。

出だし好調!とわくわくしている二人を尻目に、僕は電話が来る前に見ていたTV番組をまた見始めた。




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2007年05月22日

新しい計画(3)


2006年11月15日(水曜日)

目標と対策A
もう一つの目標は、キーワーカーであるMrs Sとの信頼関係をきずき、話が出来るようにすること。そのために立てられた計画は以下のとおり。

1) Mrs Sとのセッションを毎日決まった時間に行う。11時40分からスピーチセラピーの部屋で。ドアには“Do Not Disturb”のサインをかけて、誰も入ってこないようにする。
2) 目標が達成できたらシールがもらえる。
3) テープに僕の声を録音して、担任の先生や他の子供達に聞いてもらうようにする。
4) 最初は、アイコンタクトは必要ではない。
5) 目標は、容易に達成できるものから、すこしづつSmall Step で進める。
6) 毎回、何か新しいものに挑戦していけるようにするが、目標が達成できなくても、次にがんばればよしとする。
7) もし、3回続けて目標が達成できなければ、担任の先生、Mrs S そして保護者とミーティングを行い、もっと適切な働きかけは何か話し合う。


Week begin 13.11.06―この週は、僕が新しいルーティンに慣れ、自信が持てるように,声は出しても、特に話すことは必要としないアクティビティーを行う。

Week begin 20.11.06― 一言で答えられるような、アクティビテーをはじめるが、僕自身のペースを保ち、あせらずにSmall Stepsで進めていく。

* 15の目標を達成できたら、ママから特別なご褒美をもらえるようにする。

このような事を元に、僕の新しい治療プログラムが始まった。
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2007年05月15日

新しい計画(2)


2006年11月15日(水曜日)

目標と対策@

担任の先生と話が出来るようになるため、まず、電話で先生に本を読むことにする。本が読めたら、ご褒美にシールがもらえる。
シールが10枚たまったら、先生の‘GoodyBox’から好きなものがもらえる。


具体的な計画
1) Week begin 13.11.06−週に一回,担任の先生が家に電話をくれる。まず、ママが電話に出て、僕にReadingの時間だから本を読み事を促し、電話口で本を読む。先生は電話の向こうで僕が本を読むのを励ましの言葉をかけながら聞いている。読み終わったら、先生は僕の事を褒めて、シールを一枚もらえる事を告げる。僕は先生の言う事を聞くだけで何も言わなくてよい。
2) Week begin 20.11.06−電話でのReading を週に2回に増やす。
3) Week begin 27.11.06−電話でのReadingを週に3回に増やす。
4) Week begin 04.12.06−電話でのReadingは週3回のままで、先生が一言で答えられる質問をし始める。
    例)その話は好きか?
      OOの色は何?
       OOの数は?
       どの登場人物がOOO?
  シールをもらうには、僕はこれらの質問に答えなければならない。
5) Week begin 11.12.06−電話でのReadingは週3回のまま、一言で答えられる質問の数を増やす。
6) クリスマス休暇には、担任の先生との電話でのReadingを続け、一言で答えられる質問の数をさらに増やしていく。

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2007年05月09日

新しい計画(1)

2006年11月15日(水曜日)

これからの対策

* 僕の家での様子や、心身の発達の様子を聞く

* 保護者へのサポート。コーヒーモーニングへの参加(他の保護者と知り合いになり、社交の場が広がるように)

* 同じクラスの子供を家に招待して、一緒に遊ぶ。(僕が学校で子供達と話せることの助けになる)

* 先生が僕の気持ちをわかっている事、無理に話させるようなことはしないし、いつでも僕を助けてあげるから、安心していいよ、と僕に面と向かって話す。(これはとても大事なステップとのこと)

* 簡単な表を使って、僕が学校で、どの時間帯が一番不安で緊張するか、僕に示すように、聞く。この結果、担任の先生とアシスタントの先生が、この時間帯にどうやったら僕の緊張を柔らげられるか検討する。

* 学校に僕の好きなもの、おもちゃ、写真、など、持っていると安心するものを持ってきても良い。

* いつもと時間割等が変わる場合は、僕に事前に、先生かアシスタントの先生が説明する。急に、予定を変更されると、僕は不安になってしまうから。
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2007年05月03日

コースの報告(2)

2006年11月15日(水曜日)

ママが僕を迎えに学校に来た、、先生の報告を楽しみにしながら待っていると、アシスタントの先生が何枚かの紙を持って出てきて、こういった。

「Mrs Hは今日の放課後は、スタッフのミーティングがあるので、明日にしてくださいとの事です。 でも、これがMrs Hが作ったこれからのオラにオスの治療計画なので、目を通しておいてくださいね。」

ママはちょっとがっかりしながらも、家に帰って早速その計画を読んでみた。

すごーーーーい! これがママの最初の印象。

マギーのマニュアルのように、一つ一つの段階がこと細かく書いてある。

最初はレポートのように、今までの経過、その結果、そしてこれから見直したりやっていく事があげられていた。

僕のこれまでの進歩について

* トイレに一人で行けるようになった。行きたいときは、大人のスタッフにジェスチャーで行きたい事を告げられる。
* 体育の時間も問題なく一人で着替えが出来るようになる。
* 出席をとるときに、手をたたいて、答えるようになる。
* ハーベストアセンブリーに参加して、学校全体だけでなく、保護者の見ている前でも、自分の役をちゃんとこなす事が出来た。
* 去年のクラスで、仲の良かった友達が転校した後、ようやく、その子なしでも、他の子供達と一緒に遊ぶようになる。
* 制服の長袖のジャンパーにこだわる事もなくなり、脱ぐように言われると従うようになる。
* 算数のアクティビテーに、指で指し示したり、答えを指で見せたりして、参加するようになる。
* 先生に聞いてもらえるように、テープに本を読んで声を録音した。

これまでの、対策

* キーワーカーのTAと週に2回、別室でセッションを行う。ゲームをしながら、動物や他の音を出したりして、コミュニケーションをはかっている。
* 母親が、週に2回クラスに来て、他のグループの子供達の手伝いをしている。これは、僕が、ママが他の子供達と一緒に作業をするところを見て、ママが近くに居ても、甘えずに自分の事が出来るようになるため。
* 週に2回放課後にママと一緒に学校内を歩きながら話す練習をしているが、今の所、あまり良い成果はでていない。

スピーチセラピストのコメントとアドバイス(11/9訪問)
 
* マギージョンソンのマニュアルにある、Confident SpeakingのStage4まで達した僕の進歩に驚いていた。
* キーワーカーとの1:1セッションで、アルファベットを一つづつ発音できたら、ご褒美として、シールがもらえるようにする。
* これを1週間行ったら、次のターゲットは、キーワーカーとかくれんぼうをして、僕が鬼になって数を声を出して数える。これが出来たら、また、シールがもらえるようにする。
* さらに、僕が何か一言でも(動物の名前とか、YES/NO)いえたら、そのつどまたご褒美として何かもらえるようにする。

これらの事と、コースで学んだ事を元に、担任の先生は3晩も費やして、新たな治療計画を立ててくれたのだ。
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2007年04月29日

場面緘黙症のコースの報告(1)

2006年11月15日(水曜日)

土曜日から月曜にかけて僕はパパとママとベルギーに行った。

火曜日に学校に戻ったが、午後に、僕のアデノイド肥大のチェックで病院に行かなければならなかったので、午前中で学校を早退した。

それで、今日初めて先生の口から、ママのところへ、コースの報告があった。

先生は、火曜日に、僕のReading Recordに、自分もアシスタントの先生も、本当にコースはすばらしく、ママもこれたらどんなにか良かった事だろう、と書いておいてくれたが、朝、僕が教室に入ったあと、校庭で、ママに話しかけてきた。

「コースはとってもためになって、講師であるマギージョンソンはとてもすばらしかったですよ。週末に、これからのオラ二オスの治療プランを作ったので、放課後に見ながら話し合いましょう。」といってくれた。

先生の口調から、僕は絶対に話すようになる!というポジティブな態度がうかがわれ、ママも目の前が明るくなった気がした。

どんな、計画を立ててくれたのだろうか?

ママは、放課後が待ちどうしかった。
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2007年03月15日

放課後の会話練習(5)

2006年10月31日(火曜日)

午後の授業の出来事で、もやもやした気持ちを残しながらも僕とママは、放課後の会話練習に学校内を歩き始めた。

僕の行くところは決まっていた。ホールの入り口のそばにある
地球儀にはまっていた。

そこへ行こうとママと歩いていると、今日はいろんな人に声をかけられた。

僕が、ヘリコプターと言う葉っぱを両方の耳に差し込んでいると、誰もが大笑い! オラにオスは本当に面白いわねー!と通り過ぎていく人みんなが言っていった。

僕たちが地球儀のところにたどり着き、日本とロンドンを見ていたら、校長先生にまで声をかけられた。

僕は、ママと話をしていたが、ピッタっとやめて、黙ってしまった。

でも、校長先生の質問には、指を指したり、うなづいたりして何らかの反応を示したので、ママは一安心。

校長先生はママともちょっと話をして、講堂の方へ向かった。

その途端、僕はまたしゃべり始めた。日本とロンドンへの思いをはせながら, しばらく地球儀をくるくる回していた。

10-15分は過ぎただろうか?今回も廊下で停まってしまって、ウォーキングにはならなかったが、ママも疲れていたので、それで帰ることにした。

学校を出て校庭を通ると、また今日の午後の授業の事を思い出した。

僕も、Shoutingやりたかったな.......





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2007年02月04日

放課後の会話練習(5)

2006年10月10日(月曜日)

今週はブックウィークで、ホールへ行くと本が売られていた。

定価なので、他で(Amazon等)買うほうが安いが、売り上げの一部が学校の収入になるので、ママも学校の資金集めに協力いたいと思い、僕に何でも好きなものを一冊買ってもいいよ、と言ってくれた。

僕はいろいろ探してはみたものの、特に欲しいものが見つからなかったので、何も買わなかった。

Mrs S(去年のクラスのTA)も居て、「ハロー、オラ二オス!」と声をかけてくれたが、相変らず僕は無言。

それでも、今年は、学校のスタッフは僕のSMのことを知っているので、僕が返事をしなくても、ママはそれほどいたたまれない気持ちにもならず、僕の代わりに、ハロー、と挨拶した。

それから、ママは、僕を例の写真がはってある場所に連れて行き、
 「これだあれ?」と質問してきた。
 「Red クラスの女の子」と、僕はそっけない返事をして、ホールの外へとママを引っ張っていった。

作戦失敗。

廊下でも、ママは、飾ってある絵や工作を見ながら、僕にいろいろ話しかけてはくれたものの、僕はいまいち乗り気でなかった。

すぐにお気に入りの地球儀のところへ行き、London,Ramsgate,Japan, Canada と指を指しながら小声で言って、しばらく眺めていたが、僕がそわそわし始めたので、ママは、今日はこの辺で終わりにしよう、と言い、僕をトイレに連れて行った。

Y1が始まってから、Mrs Sがことあるごとに、トイレに行きたいか聞いてくれるので、お漏らしはなくなったが、それでも、我慢出来るときは、学校が終わるまで我慢してしまうので、今日の会話練習もトイレに行きたかったために、気もそぞろだった。

僕がトイレに入っていて、ママが外で待っているときに、担任の先生がとおりかかり、ママとヘルパーの件について話し合った。

そして、ママが週に2回(火曜日、木曜日)、午後に、僕たちのクラスを手伝うことになった。

これも、僕の治療の一環でもある。

僕が、ママが居ても甘えずに自立出来るように、との、スピーチセラピストからの提案もあったからだ。

早速、明日からはじめることになった。

トイレに行ってすっきりしたのと、ママがヘルパーになることがうれしく、帰り道は、うきうきして、スキップしながら帰った。
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2007年02月03日

学校案内

2006年10月10日(月曜日)


僕とママが放課後にやっている会話練習がもう少し効率よく出来るようにと、Mrs Sが、この日の午後、ママに学校内を案内してくれた。

僕に見つかるとまた厄介な事になるので、ママとMrs Sは正面玄関で待ち合わせをした。

Mrs S は、僕とのセッションが終わったばかりで、あわててやってきてすこし息が切れていた。

ママとMrs S は、話をしながら学校内を周った。

ママは、僕の治療のセッションで学校へは何度も来ているので、たいていはわかっていたが、Mrs Sがそのつど、ディスプレイされているもの(写真や子供達の絵等)も、僕と学校を回っているときに、話のきっかけや、ママが僕に質問しやすいように、と、一つ一つ説明してくれた。

講堂には、Red Class の子供達がPE をしているときの写真が貼ってあって、僕のお気に入りはこれですよ!と教えてくれた。

それは、女の子が後ろ向きになって、顔を股のしたから除かせているもの。

僕はココを通ると、なぜかこの写真を指して、ニコニコするんですよ、とMrs S。

ママは、微笑みながら、あーそうですか?何ででしょうねー、と言いながらも、僕がなぜこの写真が好きなのかわかった。

それは、大きなおしり!

僕はなぜかおしりが大好きで、家ではいつもお尻を突き出したり、振ったりして遊んでいる。時々、クレヨンしんちゃんがやるようなこともするので、ママは学校でもやりはしないかと、ハラハラ。 でも、そういう報告はいまだにないので、とりあえず一安心。

そのあと、音楽室や、いつもセッションをやる部屋や、図書館などいろいろ回った。

来年(Year 2)に備えて、Y2の部屋にも行き、廊下にディスプレイされている絵などの説明も受け、Y2になったらこんなこともするのかと参考になった。

Y2になったら、近くの風車小屋と、ファイザーと言う、大きな製薬会社にも見学に行くので、ママはまるで自分も行くかの様にわくわくした。

Y2の部屋のほうにも来て、なじませて、来年になったらこういうところにも行けるんだよ、と、僕に話しておくのもいいですね、とMrs Sは提案してくれた。

それにしても、迷路のような学校だったが、この案内のおかげで、やっと謎解きが出来て、ママも学校内を歩くのに自信が付いた。

ツアーが終わるとすこし時間があったので、Mrs Sは担任の先生の承諾を得て、ママに僕たちの授業を見てくれるように勧めた。

僕は、思いもよらずにママが来たのでちょっとびっくりしたが、うれしかった。

僕たちは、Show and Tellの最中だった。

Show and Tellというのは、子供達が家から何か学校に持ってきて、みんなの前でそれを見せながら、説明する時間。

僕も今日は、Animals and You というマガジンを持って来ていた。 女の子向けの雑誌だが、ロンドンのクリオに似た猫の写真があったので、ママが買ってくれた。

先生がすかさず僕を呼び僕はそのマガジンを持って前に出た。

先生はそれをみると、コミックを持ってきたのね、と言うので、ママはちょっと混乱した。漫画らしきものは載っていないのに。。。、そして、僕は当然しゃべらないので、先生はどうやって進めていくのかと、ちょっとハラハラ、ドキドキ。 

まず、雑誌のページをめくりながら、いろいろコメントして、僕が好きな写真はどれかと聞いてきた。

僕はクリオ(猫)にそっくりな、黒い猫の写真を指差した。

ママが小声でMrs Sに、僕がこのマガジンのお絵かきコンペティションに応募したことを言うと、Mrs Sは先生にそのことを言ってくれて、先生は、僕がコンペで賞をもらったら、みんなに教えてくれるように、と言って、僕の番は終わった。

ママは、この様子をみて、すこしホッとした。僕は、しゃべらないながらも、先生の質問には、指を指したり、首を振ったりして、答えていたから。

Show and Tellも終わり、帰りの時間になり、先生が歌を歌いながらふたりづつ名前を呼び、順番にコートとランチバッグを取りにいった。

全員が席に着くと、一番おとなしく座っていたテーブルがポイントをもらうことになっていて、一番多くのポイントをもらったテーブルがハーフタームごとに先生からおまけをもらう仕組みになっている。

今回は、残念ながら、僕たちのレッドテーブルではなかった。

そして、まだすこし時間があったので、サムズアップ、ヘッドダウンというゲームをした。

2,3人の子が前に出て残りはテーブルで顔を下に向け親指を立てる。
前に出た子が一人づつ選んで親指を触る。
触られた子はだれが触ったか当てる。
あたったら、今度はこの子が前に出る番。

顔を下げなければならないのに、ちらちら顔を上げている子供もいた。
僕もその一人だった。。。

そうこうしているうちに、帰りの時間を告げるベルがなった。

僕たちは、先生とアシスタントの先生と、みんなに、Good Afternoon!と言って、先生がお迎えが来ている子供達の名前を呼んで、呼ばれた子は教室から直接外へ出られる戸から、順番にそれぞれの保護者のもとに帰っていった。

僕はママが教室に居たので、教室のドアから出て、ママは早速今日の学校案内を生かしたいと、僕を連れて学校内を歩き、会話練習をすることにした。
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2007年01月22日

緘黙症治療プログラム(Y1)-2

2006年10月4日(水曜日)

今日で、ママが治療プログラムのセッションに参加するのは、おしまい。

今回もまたいつものようにママが学校へくると、僕たちはPEの授業をしていた。

僕は、お気に入りの女の子とペアを組んでいたが、ママの姿を見るなり、ママに駆け寄った。

MrsSもママに気が付き、3人でいつもの部屋に行き、パイレーツゲームを始めた。

しばらく順番に剣を差していくうちに、僕はトイレに行きたくなった。

ママの耳元で囁いて、トイレに行きたいことを言ったのだが、ママにはよく聞こえなくて、何回も言わなければならなかった。

耳元で、息も一緒に囁かれると、聞こえにくいのはわかっているが、Mrs Sが居るので、これしか出来なかった。

ようやくママが分かってくれて、MRS Sに僕がトイレに行きたいことを告げると、Mrs Sが一緒について来てくれた。

ここまで来るのに結構時間がかかったので、僕は本当に切羽詰っていたが、何とか間に合った。

帰ってくると、Mrs Sはママに、金曜日に行われる僕たちのハーベストアセンブリーの事を話してくれた。僕はファーマーの役だ。

リハーサルでは、僕は堂々と僕のパートをやってのけたので、本番もがんばって欲しい、とMrs Sは言った。でも、保護者も来るので、自信がなくなって怖くなったら、自分が付いていくからだいじょうぶ、とも言ってくれた。

これを聞いて、ママも僕も安心した。その途端、僕はパパのことを思い出した。

パパも観に来てくれるのだろうか?

僕は、またママの耳元で、「パパも来るの?」と囁いた。

今回も、ママにはなんと言っているかさっぱりわからず、とうとう、Mrs Sが自分は廊下に居るから、ママに話してごらんと言って、部屋を出た。

すぐに、僕は普通の声で、「パパも来るの?」とママに話し始めた。

ママは、「パパも来るよ。よかったね」とやさしく言ってくれた。

ママが、僕が何を言いたかったか分かったことをMrs Sに告げるとMrs Sまた部屋の中に入ってきた。

パパも来てくれることを、Mrs Sも喜んでくれた。

そうこうしているうちに、ママが参加する最後のセッションが終わった。

Mrs Sはこれからどうしたらいいかよくわからないけど、11月のコースに参加すれば、もっとはっきりと場面緘黙症のこともわかると思うし、何をしたらいいかも具体的にわかってくるでしょう、とママに言った。

ママは、これからのセッションで使えそうなものを、マニュアルから撰んでコピーしてきたので、それをTAのMRS Sに渡した。

とりあえず、ママがコピーした、遊びのアイデァを元にやっていき、僕との信頼関係を気づいていきたいと、Mrs Sは言ってくれた。

僕たちがホールを通って教室に戻ろうとすると、他の子供達が列に並んで教室に帰るところだったので、僕も列に入ってみんなと教室に帰った。

その姿は、去年と比べたら、ずいぶん自信に満ちていたようだ。






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2007年01月07日

放課後の会話練習(4)

2006年10月3日(火曜日)

今週は僕は先生のヘルパーだ。同じテーブルに座っているほかのお友達のブックバックを机に持ってきたり、先生のお使いで、他のクラスに届け物をしたり、いろいろ忙しい。 でも、ヘルパーは、テーブルの色のバッチをつけて、他のお友達がカーペットに座っているときに、椅子に座っていられる。そして何よりも、何かお手伝いできるというのがうれしい。
先生も、僕が何か役に立っていると思えるのは自信にもつながると思って、僕を撰んでくれた。

ママが迎えに来たときも僕はまだバッチをつけていたので、ママがメインエントランスから学校に入って、教室に来るときに、僕は先生にバッチをはずしてもらいながら、ママを待っていた。

ママが来ると僕はシェーカーを取り出し、遊び始めた。
これは先生が、僕たちの作業をやめさせるときに、使うものだ。
このしゃーーーーーと言う音が聞こえると、僕たちは手を挙げて先生の方をみなければならない。

僕はこれが大好きで、いつもことあるごとにならして遊んでいる。

ママは、学校内を歩いて僕とお話したいのに、、、、と、ちょっとイライラ。

僕にシェイカーをやめさせて、さー行こうか、と思いきや、僕はコンピューターとつながっているスクリーンに絵を描き始めた。

僕たちはホワイトボードの代わりにこのスクリーンを使っている。
何かを書くだけでなく、先生がインターネットで探した絵をそのままスクリーンに映して僕たちに見せることも出来るので、なかなか便利。

僕はしばらくの間、ママのことは無視して、自由に火山の絵を描きはじめた。

‘Volcano―!と言いながら、山のてっぺんからたくさん線をかいた。

ママは、半ばあきらめて僕のしたいようにさせていた。

幸いにも教室には誰も居ない。僕の自由な時間。のびのびと、思う存分描いた。

僕の緊張とストレスを発散するかの様に。。。

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2006年12月14日

放課後の会話練習(3)

2006年9月28日(木)

ママが学校に迎えに来ると、僕は2番目に外に出された。

そして、ママに口を開けて

「はー、抜けた。」

僕の始めての乳歯が、抜けたのだ。下の前歯。

ママは、歯はどこ?と聞くと、僕はゴミ箱に捨てた事を告げた。

「えーーーー!」

「だって、ランチボックスにも入れられないし、ブックバッグにも入れられないし、どこにおいたらいいかわかんなかったから、ゴミ箱に捨てた。」

何も、ゴミ箱に捨てなくっったって... でも、ママは笑うしかなかく、じゃあ、Tooth Fairy は来ないね。残念!と僕を脅した。

今日は会話練習の日なので、他の子供達が帰るのを外で待っていたら、先生達が僕の歯が抜けた事をママに教えてくれた。

そして、僕がゴミ箱に捨てたので、MRS Sがゴミ箱を探したが、見つからなかったと、申し訳なさそうに、言った。

ママは、全然そんなことは気にしておらず、笑っていた。が、やはり最初の歯はとても大事にしなければならないのだろうかと、後から、気になったが仕方がない。

他の子たちが帰ると、僕たちは中に入って、僕は早速またコンピュータで遊び始めた。

また、ママはどうやって、僕に話させようと考え、僕がヘッドフォーンで聞いているものを、何て言ったのと?聞いてきた。

僕はあたりを見渡して、小さい声で、Put it on!といって、ママにヘッドフォーンを渡した。

あっ!ちょっとしゃべった!と、ママは思ったが気にしないふりをして、ママもヘッドフォーンでしばらく聞いていた。

すると、僕がまたそわそわしている事に気が付く。
トイレに行きたいの? うなずいて、トイレに直行!

トイレの中に入っていたら、お掃除のお姉さんが入ってきたので、僕は一瞬話をやめたが、そのお姉さんがママに話しかけてきて、ママも話をし始めたので、僕もすこしは緊張が解けた。

ママが、気楽に話せる相手は、僕も一緒にいて気がらくだ。

トイレがすむとまた教室にもどった。

先生が一人で、何かをやっていて、ママに何か聞いてきた。

僕がしゃべらないから、どのくらい単語やアルファベットの発音がわかるかわからない。したがって、僕は今一番レベルの低いテーブルに座っている。

出来たら、家でテストしてきて欲しいとの事。

そして、アルファベットのカードを一通り渡してくれた。

それから、先生は、僕がハーベストアセンブリーで農夫の役をやるが、僕はどう思っているかママに聞いてきた。

ママは、正直に「あー、家で僕はファーマーになりたくないって言っていたのはそのことだったんですね」

先生、「そうですか...でも、農夫しかせりふのない役はないので、決めたんですが。」

本当は、僕はイチゴになりたかったのだ。やはりしゃべらないと、そんなんだなーとつくづく思った。

でも、いいこともあった。

その夜は、歯をなくしたにもかかわらず、Tooth Fairlyがどこからか僕の歯を捜してきてくれて、一ポンドコインと交換しておいてくれた。

Tooth Fairly さん、ありがとう!
posted by なんでさん at 21:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

緘黙症治療プログラム(Y1)-1

2006年9月27日(水曜日)

ようやく、新しい学年になって、僕の場面緘黙症の治療が再開された。

ママがいつもの時間に学校に行くと、僕たちは講堂で、体育の授業をしていた。

Mrs S(新しいキ−ワーカー)も何か作業をしていたが、ママの姿を見ると、僕を呼び、作業中のものも一緒に、いつもの部屋へと、向かった。

もう、僕はどこに行くかわかっているので、ママ達より先に走って、その部屋の中に入った。

ママと、Mrs Sはおしゃべりしながら、後から付いてきた。

Mrs Sはおとなしい感じだが、しゃべらなくて近寄りがたい感じの人ではまったくなかった。
むしろ、落ち着いた声でゆっくりと話し、何があってもドンと来いというようなタイプで、ママも、一緒にやりやすいと、思った。

ママは、月曜日に、セラピストのアドバイスを担任から聞いていて、それは、言葉を発するというよりは、まずは音が出せるようなゲームからやるといいとのことだったので、おもちゃの楽器から、と考えていた。

ママが、プログラムに介入するのは今回ともう一回だけなので、最初からMrs S も一緒に中に入って、3人でやり始めた。

Mrs S が僕に何で遊ぼうか?と聞いてきたので、僕はすかさずおもちゃのサンドイッチを出してきたが、みんなが座っているテーブルには寄り付かず、フェルトで作った人形で遊び始めた。

同じくフェルトで作られた空と海をイメージした土台が壁にはってあり、いろいろな人形をつけたり取ったりしていた。

一方、ママとMrs Sは僕のことはとりあえずほっといて、普通の話を始めた。

Mrs S 「午前中は何してましたか?忙しかったですか?」
ママ 「ちょっと、疲れたので、特に何もしなくて、ソファーに横になって、テレビを見ていました。」
Mrs S 「‘Loos Women’はみましたか?」
ママ 「えー、みました。あと‘Doctors’、も。」
Mrs S  「私も、以前は午前中だけ働いていたから、午後のその類のテレビ番組は一通り見てたんですが、フルタイムになってからは、お昼休みに家に帰ったときだけ、‘Loos Women’をてるんですよ。」

などなど、僕の場面緘黙症治療とはまったく関係ない話をしている。

なんとまあ、のんびりとリラックスしているもんだと思いながらも、ママも一緒になってべらべらしゃべっていた。

Mrs S は、ママが来る前にやっていた作業も続けていた。体の絵を描いて、パーツの名前を貼っていた。

前のセッションとはまるで違う。が、それでも僕にはいろいろ声をかけてくれた。

「サンドイッチを作ってくれない?」

「何か他ので遊ぼうか?」

ママも、僕の方を見て、「チーズとハムのサンドイッチ作って!」だの、いろいろ注文してきた。

そして、ママがもう一度僕のことを見たら、僕のPEのTシャツが裏返しになっているではないか。

「あらまー、オラ二オス、Tシャツ裏返しに着てますね」
「あらまー、おほほほー」

と、また二人で、陽気に笑っていた。

それから、Mrs Sは僕達が今日コンピュータで表を作った事をママに教えてくれた。

ママが、こんなに小さいうちからコンピュータで表を作るなんて!と感心していると、

「鳥を飼っているんですって?」っと、Mrs S。

「とり?」と、ママは一体何のこと?というような顔をしていると、
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2006年12月08日

放課後の会話練習(2)

2006年9月26日(火曜日)

ママが放課後学校に来た。

僕と話をするためだが、僕はあんまり乗り気ではなかったので、教室にあるコンピューターで、ゲームをし始めた。

ヘッドフォーンをつけて、僕は一人で黙々とやっている。

んー、どうやって話をしたらいいんだろう?しかも、コンピューターなんてやっていいの?

ママは、一人であせっていた。

教室には、アシスタントの先生と、担任の先生もいて何か話をしているが、僕のやっていることにはまったく気にしている様子もないので、ママは、僕にコンピューターをやらせながら、「ママには、音が聞こえないから、なんていっているのか教えて?」

と、聞いてきた。

僕には、ママが僕に話をさせようとしていることが見え見えだったので、黙って、ママにヘッドフォーンを渡した。

ママは、あきれかえって、途方にくれてしまって、しばらくこんな状態が続いたが、僕は急にトイレに行きたくなった。

お掃除のお姉さんも入ってきたので、ママも、この辺で退散したほうがいいだろうと思い、ママは、僕がトイレに行きたくなったので、今日はこれで帰ります、とのことを先生に告げて、教室をあとにして、トイレへ向かった。

案の定、またうんち。

でも、トイレの中では、ママとぺらぺらしゃべり、終わると、僕はまた教室へ戻った。

先生は、僕に気づかなかったが、言葉ではいえなくても、帰りの挨拶をしたくて、戻ったのだ。

今回も、トイレだけだったけど、学校内でしゃべる事が出来たので、まずまずだ。
posted by なんでさん at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

放課後の会話練習(1)

2006年9月21日(木曜日)

今日からいよいよ、僕が学校で話すことに慣れるようにと、ママが放課後学校に来ることになった。

子供達が全員帰るのを見計らって、教室へ入ることになっていたが、お迎えが遅くてまだ残っている子が一人いた。

でも、先生は、ママを入れてくれたが、僕は校庭に居て入ろうとしなかった。学校が終わったらさっさと帰りたいのに、また、ママは先生とお話している。

ママは何とか僕を入れようとして、先に中に入り、まだお迎えを待っている子が僕が親しみを持っている子だったので、その子もいるから入ったら?と促した。

すると、僕はすんなり教室に入り、しばらくその子と遊んだ。

ママはすかさず僕たちのところに来て、その子に話しかけたり、僕にも話しかけたりした。僕は何も言わなかったが、その子が学校でしたことをママに教えてくれた。

僕は、他の女の子と一緒に遊んだとのこと。何をしたのかははっきりとはわからなかったが、僕が一緒に遊んだ子は、今僕が一番安心できる子でPちゃん。コンピュータの時間でも、一緒にペアを組んでいる。

お互いの名前を入力しあうのだが、僕はその子の名前をすぐに出来てしまうのに、その子は僕の名前を入力するのが、とても遅い。(ま、僕の名前は長いから無理もないが)それで、僕は時々、待っていられなくて、つい、手助けをしてしまうことがある。 でも、コンピュータの先生は、その光景がとっても仲むつまじく、愛らしいと言っていたと言う。

最後に残った子を、アシスタントの先生が職員室に連れて行った後、担任がママを学校内をちょっと案内してくれて、あとは、僕たちだけにしてくれた。

いろいろ話しながら学校内を周り、まずは人気の少ないときに学校でお話をするのになれるようにするのが、目的。

先生と別れてから、僕はまた教室に戻った。

教室では、先生が仕事をしていたが、僕たちのことには一切かかわらず、仕事を続けていたので、僕は気が楽だった。話はしなかったものの、僕の作品をママにみせたり、子供達の写真の中で僕のを指差したりして見せた。
そのあと、僕はトイレに行きたくなったので、ママとトイレに行った。まずは小のほう。

僕は何もしゃべらずに、用を足し、また教室に戻った。

するとお掃除のお姉さんが入ってきたので、退散して、廊下にある僕の新しいフックをママに見せたりした。ママは、しきりに、ooちゃんのはどこ?、これは誰の?と聞いて来たが、僕は早くお家に帰りたかったので、ママの耳元で、お家に帰ろう、と囁いた。

ま、時間にもなったので、じゃあ帰ろうか、というときに、またもや催してきた、今度は大のほう。

また、トイレに行って、個室に入り、ママとドア越しにお話した。そのときに、ちょっと大きな声で、ママに日本語で話してくださいと言った。

でも、ママはかたくなに英語で話し続ける。

そのうち僕もいつの間にか英語になった。

何か、大をしながらの会話だったが、普通の声でしゃべった。トイレだから誰にも邪魔されないから余計に気が楽で、ママと楽しくお話が出来た。

そのあと、電車の本をどこかに置き忘れたので、教室に戻ると、先生がまだ仕事をしていた。
とたんに、僕は無言になったが、本を見つけ学校から出ると、いつもの僕に戻っり、ママと日本語で話し始めた。

トイレの中だったけど、僕は学校の中でしゃべった。

まんざら悪くないスタートだ。
posted by なんでさん at 13:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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