2006年07月08日

ミーティング2回目 (1)

7月3日月曜日

朝から、いいお天気だった。もうほとんどの子供達が、半そでのポロシャツだけで登校しているのに、僕はいまだに冬服のまま。今日もいつものように、長袖長ズボンで学校に行った。 

ママも、また僕が嫌がって戦いになるは避けたいので、僕の好きなようにさせている。自分をカバーする事によって安心感を得たいのだろうと、思ってはいるが、僕が長袖を着たがるのは、学校でだけではない。 外出するときはいつでも、どこでも長袖を着たがるので、ママも良くわからない。

とにかく、今朝9時にスピーチセラピストが来て、ママとMrs C と3人で、Mrs C の部屋で話し合いが行われた。

本当は、キーワーカーであるアシスタントの先生も参加するはずだったが、先生の娘さんの出産に立ち会うために、お休みだった。予定日は、23日だったのに、赤ちゃんも暑くて早くおなかの中から出てきたかったのだろう。

そういうわけで、Mrs Cが代わりに加わった。

まずは、僕のプログレスから。

ママは、一番最近の、セッションについて話し始めた。

* アシスタントの先生はもう僕達の中に混じっているが、そうすると僕はママにも話さない。
* 前回のセッションでは、話をしなかったが、ママよりアシスタントの先生と遊びたがった。
* 先生には話さないが、ほかの事をして答えるようになった。(写真を見せたり、指差したり、いろいろしゃべらなくてもいい戦略を練っているようだ)
* トーキングマップはためし済みで、家の中には、誰を書き、学校では誰と話したいか、書いた。
* 学校でシャボン玉をやったとき、あっ、あっ、と声を出した。

等、このようなことを報告した。


とりあえず、僕がアシスタントの先生と遊びたがっている様子とシャボン玉ですこし声が出たことは、スピーチセラピストもMrs Cもいいことだと喜んでいた。

セラピストからのアドバイスは、

*トーキングマップの学校の中には、少しずつ、人を増やすようにしていくようにして、今は、キーワーカーだけに抑えるように。

*これからの戦力は、僕の許容量の範囲で、僕を少しずつプッシュしていくように、ほんとに少しずつ。僕が、しゃべらなくても何とかやっていけると思ってしまう前に、手を打たなければいけない。

そこで、これからのセッションでは、まず、動物の鳴きまねをして、声を発する事から、始めようと言う事だった。

学校ではいきなりやらないだろうから、僕が動物の鳴きまねを家でテープに録音して、それを学校でアシスタントの先生に聞いてもらうようにする。そして、徐々に、自分の声を先生に聞いてもらうのになれるようにする。

その後は、テープではなく、実際にゲームをしながら動物の鳴きまねをしたり、今学期が終わるまでには、一言でも良いから何か言わなければならないようなゲームをする。

とにかく、もう一歩進めるようにするのが、あと、3週間の目標であるとのことだった。

何だか進みすぎの気もしたが、ママは熱心にメモを取るふりをした。


それから、次年度からのことも話しに出た。

9月からの新しいキーワーカーは、イエロークラスのティーチングアシスタントのMrs Sが担当になる。その人も11月に場面緘黙症の一日コースに出席する予定である。

実際に、僕の気づかないところで、引継ぎらしきものが行われているようだ。

僕の新しいクラスはイエロークラスで、今のクラスの隣である。したがって、新しい学年になっても、コートやお弁当のカバンを置いておくところは一緒である。コートをかけるところは違っても、空間は一緒だ。 それで、僕も時々、Mrs Sに話しかけられる。

お昼休みも、僕はMrs S が見えると、彼女のところに走っていき、彼女の方から僕のところにわざわざ近寄ってくる必要はない。

新しい担任の先生も、自分のお昼が終わって、僕達がお弁当を食べているところに来て、僕達に話しかけたりする。先生は、他のお友達にも話しかけて、特別に僕のことで来たとは思わせない。

僕は、もうその先生になれて、手をにぎったりもした。(先生は表には出さなかったが、ちょっと感激したらしい)

僕は、今は一人ではなく、何人かの女の子とも遊ぶようになった。

前は、学校で指を切って自分で何とかしようと、紐をぐるぐる巻いて、ほどけなくなって、本当に困って泣いてしまったが、声には出さなかったので、他の人に気づいてもらうまで、しばらく時間がかかったりもしたが、最近は、校庭で遊んでいるときに転んだ時に、声を出して泣くようになった。

なんだかんだいって、僕は学校に慣れてきているし、声も出てきている。後一押しが欲しいところだ。


ママは、そのほかに次の問題も提起した。

* PEが嫌い、PEのある日は学校に行きたがらない
* 長袖を着たがる
* 日本語で話したい、ママに日本語で話して欲しい。


PEが嫌いなのは、着替えなくてはいけないからではないか?とスピーチセラピストは言った。これは彼女が見てきたほかのSMのこどもにもみられる事で、珍しい事ではない。

学校のポロシャツをそのままPEでも着てもいいようにすれば落ち着くかも。
長袖は、ママが何か言い訳を考えて、学校に着て来ないようにすること。
日本語の件は、学校では英語だからと英語で通すように。

このようなアドバイスを受けて、ミーティングは終わった。

そして、この日の午後......。  つづく
posted by なんでさん at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Reception Year) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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