2007年05月25日

電話でのReading(1)


2006年11月17日(金曜日)

今日はいよいよ先生との電話でのReadingが始まる。

ママと先生が約束した時間に、電話が鳴る。

最初はママが電話に出て、ちょっと先生とお話した。そして僕の番。

僕は渋りながらも、まんざらでもなさそうに、受話器に向かって本を読み始めた。

学校でReading用に使っているOxford Reading TreeシリーズのStage 2の 
“Go-Kart”  をよんだ。

僕は、初めてにもかかわらず、しっかりと声に出して読んだ。 先生は僕がセンテンスを読むごとに、一杯褒めてくれた。

読み終わったあとも、先生はたくさん褒めてくれて、僕は何も言わずに聞いていた。

その後、ママに代ったが、ママと先生は初めてなのに僕が声を出して読んだことに、正直言って驚いたようだ。最初から僕が声を出す事は期待していなかったので二人とも興奮気味。


先生と面と向かうこともなく、家でママもついて居たので、僕も気持ちが楽だったからすんなり出来たのかもしれない。

出だし好調!とわくわくしている二人を尻目に、僕は電話が来る前に見ていたTV番組をまた見始めた。




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2007年05月22日

新しい計画(3)


2006年11月15日(水曜日)

目標と対策A
もう一つの目標は、キーワーカーであるMrs Sとの信頼関係をきずき、話が出来るようにすること。そのために立てられた計画は以下のとおり。

1) Mrs Sとのセッションを毎日決まった時間に行う。11時40分からスピーチセラピーの部屋で。ドアには“Do Not Disturb”のサインをかけて、誰も入ってこないようにする。
2) 目標が達成できたらシールがもらえる。
3) テープに僕の声を録音して、担任の先生や他の子供達に聞いてもらうようにする。
4) 最初は、アイコンタクトは必要ではない。
5) 目標は、容易に達成できるものから、すこしづつSmall Step で進める。
6) 毎回、何か新しいものに挑戦していけるようにするが、目標が達成できなくても、次にがんばればよしとする。
7) もし、3回続けて目標が達成できなければ、担任の先生、Mrs S そして保護者とミーティングを行い、もっと適切な働きかけは何か話し合う。


Week begin 13.11.06―この週は、僕が新しいルーティンに慣れ、自信が持てるように,声は出しても、特に話すことは必要としないアクティビティーを行う。

Week begin 20.11.06― 一言で答えられるような、アクティビテーをはじめるが、僕自身のペースを保ち、あせらずにSmall Stepsで進めていく。

* 15の目標を達成できたら、ママから特別なご褒美をもらえるようにする。

このような事を元に、僕の新しい治療プログラムが始まった。
posted by なんでさん at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月15日

新しい計画(2)


2006年11月15日(水曜日)

目標と対策@

担任の先生と話が出来るようになるため、まず、電話で先生に本を読むことにする。本が読めたら、ご褒美にシールがもらえる。
シールが10枚たまったら、先生の‘GoodyBox’から好きなものがもらえる。


具体的な計画
1) Week begin 13.11.06−週に一回,担任の先生が家に電話をくれる。まず、ママが電話に出て、僕にReadingの時間だから本を読み事を促し、電話口で本を読む。先生は電話の向こうで僕が本を読むのを励ましの言葉をかけながら聞いている。読み終わったら、先生は僕の事を褒めて、シールを一枚もらえる事を告げる。僕は先生の言う事を聞くだけで何も言わなくてよい。
2) Week begin 20.11.06−電話でのReading を週に2回に増やす。
3) Week begin 27.11.06−電話でのReadingを週に3回に増やす。
4) Week begin 04.12.06−電話でのReadingは週3回のままで、先生が一言で答えられる質問をし始める。
    例)その話は好きか?
      OOの色は何?
       OOの数は?
       どの登場人物がOOO?
  シールをもらうには、僕はこれらの質問に答えなければならない。
5) Week begin 11.12.06−電話でのReadingは週3回のまま、一言で答えられる質問の数を増やす。
6) クリスマス休暇には、担任の先生との電話でのReadingを続け、一言で答えられる質問の数をさらに増やしていく。

posted by なんでさん at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月09日

新しい計画(1)

2006年11月15日(水曜日)

これからの対策

* 僕の家での様子や、心身の発達の様子を聞く

* 保護者へのサポート。コーヒーモーニングへの参加(他の保護者と知り合いになり、社交の場が広がるように)

* 同じクラスの子供を家に招待して、一緒に遊ぶ。(僕が学校で子供達と話せることの助けになる)

* 先生が僕の気持ちをわかっている事、無理に話させるようなことはしないし、いつでも僕を助けてあげるから、安心していいよ、と僕に面と向かって話す。(これはとても大事なステップとのこと)

* 簡単な表を使って、僕が学校で、どの時間帯が一番不安で緊張するか、僕に示すように、聞く。この結果、担任の先生とアシスタントの先生が、この時間帯にどうやったら僕の緊張を柔らげられるか検討する。

* 学校に僕の好きなもの、おもちゃ、写真、など、持っていると安心するものを持ってきても良い。

* いつもと時間割等が変わる場合は、僕に事前に、先生かアシスタントの先生が説明する。急に、予定を変更されると、僕は不安になってしまうから。
posted by なんでさん at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

コースの報告(2)

2006年11月15日(水曜日)

ママが僕を迎えに学校に来た、、先生の報告を楽しみにしながら待っていると、アシスタントの先生が何枚かの紙を持って出てきて、こういった。

「Mrs Hは今日の放課後は、スタッフのミーティングがあるので、明日にしてくださいとの事です。 でも、これがMrs Hが作ったこれからのオラにオスの治療計画なので、目を通しておいてくださいね。」

ママはちょっとがっかりしながらも、家に帰って早速その計画を読んでみた。

すごーーーーい! これがママの最初の印象。

マギーのマニュアルのように、一つ一つの段階がこと細かく書いてある。

最初はレポートのように、今までの経過、その結果、そしてこれから見直したりやっていく事があげられていた。

僕のこれまでの進歩について

* トイレに一人で行けるようになった。行きたいときは、大人のスタッフにジェスチャーで行きたい事を告げられる。
* 体育の時間も問題なく一人で着替えが出来るようになる。
* 出席をとるときに、手をたたいて、答えるようになる。
* ハーベストアセンブリーに参加して、学校全体だけでなく、保護者の見ている前でも、自分の役をちゃんとこなす事が出来た。
* 去年のクラスで、仲の良かった友達が転校した後、ようやく、その子なしでも、他の子供達と一緒に遊ぶようになる。
* 制服の長袖のジャンパーにこだわる事もなくなり、脱ぐように言われると従うようになる。
* 算数のアクティビテーに、指で指し示したり、答えを指で見せたりして、参加するようになる。
* 先生に聞いてもらえるように、テープに本を読んで声を録音した。

これまでの、対策

* キーワーカーのTAと週に2回、別室でセッションを行う。ゲームをしながら、動物や他の音を出したりして、コミュニケーションをはかっている。
* 母親が、週に2回クラスに来て、他のグループの子供達の手伝いをしている。これは、僕が、ママが他の子供達と一緒に作業をするところを見て、ママが近くに居ても、甘えずに自分の事が出来るようになるため。
* 週に2回放課後にママと一緒に学校内を歩きながら話す練習をしているが、今の所、あまり良い成果はでていない。

スピーチセラピストのコメントとアドバイス(11/9訪問)
 
* マギージョンソンのマニュアルにある、Confident SpeakingのStage4まで達した僕の進歩に驚いていた。
* キーワーカーとの1:1セッションで、アルファベットを一つづつ発音できたら、ご褒美として、シールがもらえるようにする。
* これを1週間行ったら、次のターゲットは、キーワーカーとかくれんぼうをして、僕が鬼になって数を声を出して数える。これが出来たら、また、シールがもらえるようにする。
* さらに、僕が何か一言でも(動物の名前とか、YES/NO)いえたら、そのつどまたご褒美として何かもらえるようにする。

これらの事と、コースで学んだ事を元に、担任の先生は3晩も費やして、新たな治療計画を立ててくれたのだ。
posted by なんでさん at 18:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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