2007年02月21日

Science Museum(2)

2006年10月25日(火曜日)

South Kensingtonに着くと、僕たちだけでなく、他にも親子連れがたくさん降りた。駅のホームにもたくさん人がいた。

エスカレーターを上って、改札に近づくにつれもっと人が一杯になった。

一体どうしたんだろう?パパの所の駅はこんな事はないのに。。。

人が多いので、改札もあきっぱなしで、駅員さんたちが人々を誘導している。

僕たちも人ごみの後について改札をでた。それでもまだ駅の構内。ママは早速Museumに、向かおうと出口へ向かった。

すると、何かに引っ張られて、なかなか進まない。何かと思ったら、僕がママのコートを引っ張って、外に出たくないと必死になっている。

「どうしたの?Museumには行きたくないの?」

なだめるママに、僕は一言「行きたくない。。」

「えーーーーー、なんだよー、せっかくココまで来たのに。。。」

と、口には出さなかったが、ママは不満! でも、よーくみると、僕が不安げな顔をしている。

「オラ君、どうしたの? 人がいっぱいで怖いの?」

僕のところを心配しながらも、せっかく来たんだから、Museum には絶対行きたいと思っていた。ママも行った事がなかったので。

僕は何も言わなかったが、外に出るのが本当に怖かった。初めてのところなので、何があるか分からない。

今度は、ママは、反対側の出口から出ようと試みた。

それでも、僕はかたくなに外に出る事を拒んだ。

両方の出口の間を行ったり来たり。おなかもすいてきた。

仕方無しに、ママがサンドイッチを駅の構内のお店で買って、その辺の壁にもたれて食べた。

おなかがいっぱいになれば、すこしは落ち着いて来て、大丈夫になるかもしれないと、ママは思ったが、それでも僕は出たくなかった。

やれやれ、そんなに行きたくなかったら、帰ろうか、と、また改札の方に向かうと、地下道を発見!

そこを通れば、Science Museumだけでなく、他のNatural History Museum やVictoria and Albert Museum へも外に出ずに行ける。

入り口から中を見ると、ロンドンの地下鉄のマークが見えた。
僕はなんだかそっちの方へ行ってみたいという気持ちになった。

ママは、僕が本当に行きたいか、もう一度確認して、地下道向かった。

続く....


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2007年02月15日

Science Museum (1)

2006年10月25日(火曜日)

今週はハーフターム休みだったので、ロンドンに来た。

久しぶりにクリオに会えてうれしかった。しばらく見ないうちに大きくなって、昼間はほとんどお外で遊んでいるので、僕はちょっとがっかり。

それで、僕が地下鉄に乗りたいと言う事もあって、ママは、僕をScience Museumに連れて行くことにした。

そのまえに、日本食を売っているお店に、パパに車で連れて行ってもらった。

ママが、買い物をしている間、僕はパパと一緒に車の中で待っていた。

そして、突然「I’m going to New Zealand by train today!」と言って、パパを混乱させた。

ママが帰ってきてそのことを聞くと、大笑い!

僕は、Museum と言いたかったのだが、New Zealandと聞こえてしまったらしい。僕は、なんだかよく分からなかったけど、パパとママが笑っているので、僕もうれしくなって笑った。

その後、駅まで車で送ってもらい、僕とママは、Science Museumにむかった。

久々の地下鉄で、僕は興奮しながらも緊張して、電車の中ではおとなしかった。

僕が生まれた病院がある、Archwayを通る頃からすこしづつ言葉が出てきた。

「僕は、Archwayで生まれたんだよね!」

Camden Townでは、「ママのお友達の所に行くとき、ココでもう一つの電車に乗ったねー」

と、僕がいろいろ覚えているので、ママもちょっと驚いた。

そして、Science MuseumのあるSouth Kensingtonに行くためにLeicester Squareで電車を乗り換えた。

目的地に行くために乗り換えたのは、Piccadilly Line で、これはHeathrow 空港に行くので、スーツケースや大きな荷物を持って乗り込んでくる人が多かった。

僕たちが立っていたため、席をゆずってくれる人もいたが、僕はドアの側に立っていたかったので、人ごみにもまれながらもじっと黙って、外を見ていた。(地下なので、何にも見えないのだが)

10分くらい経っただろうか、目的のSouth Kensingtonに着いた。

続く...

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2007年02月08日

ママがヘルパー(2)

2006年10月18日(水曜日)

昨日に引き続き、ママが学校に手伝いに来た。

本当は木曜日のはずだが、僕たちの本の作成を、今週中に先生が終わらせたかったため、今日も手伝う事にした。

僕は、絵の部分は全部終わったので、文章を書いている子供達のテーブルに座っていた。

ママは、まだ絵が終わっていない子供達のテーブルを手伝っていたが、今日も僕は分からない事があったので、ママの所に助けを求めに行った。

僕は、He ate two ………….
   He ate three ………...
   He ate four …………
   He ate five …………
の 数字のところを指差しながら、ママにの耳元で囁いた。

「What does it say?」 僕はもう学校ではママにはほとんど英語で話す。

ママは、それぞれ、two、three,four five,と教えてくれて、僕は横に数字で2,3,4,5と書き込んで、あとはおとなしく席に戻った。

本当はまだまだ分からない事が一杯だったが、特にスペリングが、ママも忙しそうだし、先生には、もちろん聞けずに、適当に書いた。

ケーキは、cec, りんごは、apol 耳で聞いた音のままに書いた。

その後は、他の子供達はホールに校長先生の話を聴きに行き、僕はMrs Sといつものセッションの部屋へ行った。

今日も、保護者面談の日だったので、その間、先生たちは準備をすることになっていた。

ママは、僕たちの作品を厚紙に貼る作業を黙々としていた。

僕の作品を見ていると、僕はまだ文章を書いていないものがあったので、先生に、
「オラ二オスは、まだ終わっていないみたいですが、、」と言ってみた。

すると、「It’s difficult」と言う答えが返ってきた。

それだけで、察しが付くので、ママはあえて何も言わなかったが、教えるにも、僕が何も言わないので、何が分からないか、分からず、難しい、ということだろうと思った。仕方がない。。

僕は、Mrs Sとのセッションが終わると、ホールに連れて行かれ、他の子供たちに混じって、校長先生のお話を聴いた。

Mrs Sは教室に帰ってくると、今日はかなり良いセッションだったと、ママと先生に教えてくれた。

僕は、Mrs Sの耳元で囁く一歩手前まで近づいた。ハーモニカを吹いたり、MRS Sの髪の毛で三つ編みをしたり、結構楽しく過ごした。

授業が終わって、僕とママが帰ろうと廊下を歩いていると、Social Skillを担当しているMrs Mにあった。

Mrs Mはママに、僕がいつもMrs Mが首から提げている笛に触って、興味を示しているので、
「Can I blow your whistle?」と、言ったら、吹かせてあげるって言っているのよーー、と

いつもの笑顔で、ママに教えてくれた。

ママは、そんなことをSMの子供に言っていいのか?と思いながらも、僕がMrs Mになついている様子を見て、そのうち本当に言い出すかも知れないと、前向きな気持ちで、学校を後にした。

posted by なんでさん at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校生活(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

保護者面談(1)

2006年10月17日(火曜日)

Year1になって最初の保護者面談。

ママの時間は3時半から。それまで僕と一緒にママは廊下で待っていたが、時間になると、ひとりで教室に入っていった。

僕も中に入りたがったが、先生にも廊下に居るように言われ、次のRちゃんとRちゃんのママと廊下で待っていた。

面談では、僕の緘黙のことや日常の細かい事はすでに話したので、とりあえず、学校での授業の様子から話し始めた。

まず、数字には強く、言わないながらも、手で示したり、書いたりして、答えを教えるので、特に問題はなさそうだが、声を出していってもらわないと、評価できないものもあるので、まだはっきりとはいえないが、と言う事だった。

それから、やはり一人では作業が出来ないので、いつも誰か(大人)が側に付いて一緒にやらなければならない。

僕はいつも何かにつけて悲しい顔を書くので、学校は楽しくないのか?ともきかれた。

僕は、学校へは行きたくないとは言っているが、それは去年に比べて勉強が多くなって遊びが少なくなったからで、学校へ行く時間になると別に嫌がらずに行く。

ママが、このことを告げると、先生は、安心した様子だった。

とにかく、新しいクラスにもそれほど問題もなく落ち着いた様子なので、このまましばらく週に2回のMrs Sとのセッションを続け、先生とMrs Sが場面緘黙症のコースに行くまで(11月)様子をみましょう、というようなことを話しているうちにあっという間に持ち時間の15分も終わりに近づいた。

最後に、僕のReadingをテープに録音してくれるようにお願いされた。それで、僕のレベルを見直すつもりらしい。

今、僕はレベル1で一番低いところにいる。正直言って簡単すぎて飽きてきたので、上のレベルにいけたら、うれしい。

それから、先生がママに、今日の午後手伝ってくれた御礼をいい、これに懲りずにこれからもよろしくと言って面接は終わった。

子供達がいかにうるさいか分かられて、ママがもう手伝いに来たくなくなったのでは?と、先生は、思ったのかも知れない。

毎日朝から付き合っていたら本当に大変そうだが、ママは結構楽しんだ。僕の様子もみられるし。

でも、その日はさすがにどっと疲れたようで、僕にお話を読んでいる最中に、僕より先に寝てしまった。

posted by なんでさん at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校生活(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

ママがヘルパー(1)

2006年10月17日(火曜日)

いよいよ今日からママのヘルパー開始。

約束の時間、1時10分に学校へ行くと、僕たち子供はまだ外で遊んでいた。
ママは僕を探したが、見つからなかったので、そのままオフィスへ向かい、サインをして、イエロークラスへ入っていった。

ママは初めてなので、ちょっと緊張気味。一体何を手伝うんだろう?

教室には、TAのMrs Sが居て、僕たちは、Hungry Caterpillarの本を作っているから、ママもそれを手伝うようになるでしょう、と教えてくれた。

先生も昼休みが終わって、教室に入ってきて、今日は忙しいですよーーー、と言いながら、僕たちを迎えに外へ出て行った。

1時15分、午後の授業の始まり。

僕は教室に入ると、ママが居たのでちょっと恥ずかしかったが、ホッとした。
そして、ママの所に駆け寄って、ママの手を握った。

でも、すぐにコートを掛けに廊下へ行くように言われ、しぶしぶママの所を離れて、子供達の後に続き、コートを掛けに行った。

先生がどうしても今週中に本の作成を終わらせたかったので、いつものQuiet Readingはお休みで、全員カーペットに座って、出席をとり始めた。

出席番号(苗字のアルファベット順)が一番の子供から順番に番号をいっていく。

僕は7番。One,Two,Three, Four, Five, Six、いよいよ僕の番だ。

パチーン。そして、Eight, Nine、、、、と続いていった。僕は、去年のクラスとおんなじに、手をたたいている。

全員が終わると、二人の子がレジスターのノートをオフィスに持って行き、残りは、それぞれのテーブルについた。

先週からはじめた本の作成の続き。

子供によって進度がまちまち。ほぼ完成の子も居れば、まだまだ程遠い子供もいる。

僕もまだまだ完成には、程遠かった。

ママは、僕のテーブルではなくほかのテーブルについて、作業を手伝った。
が、僕は、本当はどうしたらいいのかわからなくて、困っていたので、ママが来て、ようやく聞ける人が出来たので、他のテーブルにもかかわらず、ママのところへ行った。

ママの耳元で、「I don’t know what to do」と囁いた。

ママが僕の顔を見ると、どうしていいかわからないから必死に助けを求めているような顔をしていた。そして、はっと!した。

この子は、何をしていいかわからなくても、先生にも誰にも聞けないでいたんだ。

自分がヘルパーになることをすごく喜んだのは、ママが学校に来る、と言うだけでなく、聞ける人が出来たことも大きな要因だったに違いない。

今まで、一体どうしていたんだろう?と思うと、胸が痛んだ。

僕は、ママに教わって、好きな食べ物を撰んで、それを5個描くように言われ、アイスクリームを5個描くことにした。

そして、紙をはさみで切ったりちぎったりして、貼り付け、先生に見せに行った。

ママが様子をみていると、僕は先生の所に行って、先生の背中を軽くたたき注意を引き、先生に僕の作品を見て貰うように、出来たものを指差した。

が、先生は何を描いたかわからず僕に聞いたが、僕が指をくわえて何も言わないので、困惑した様子。仕方なくママに聞いて、ようやく、それがアイスクリームだということがわかった。

新しいクラスにも慣れて、大丈夫そうだと思っていたが、意外な落とし穴だった。

その後は、また次の作業に取り掛かっている僕を心配しながらも、ママは他の子の手伝いに戻った。

実に、みんな言いたい放題である。

「自分はこれやりたくない。」「じっと座っているのやだー。」
とか、わいわい、ざわざわ。

先生も大変ダー!

でも、少なくとも、子供達が何を思っているのかがわかるが、僕のことは、難しそうだ。先生が、僕の思っていること、したいことを予想して、質問するしか、今の所は手はない。実に根気がいることだ。

いつになったらこの状態が改善できるんだろうか?

ママが働きながらそんなことを考えているうちに、午後の授業もあわただしく、あっという間に終わって、帰りの時間になった。

今日は保護者面談の一日目でもあった。

僕とママは、一番目だったので、そのまま廊下へ出て、先生が準備できるのを待っていた。
posted by なんでさん at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校生活(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月04日

放課後の会話練習(5)

2006年10月10日(月曜日)

今週はブックウィークで、ホールへ行くと本が売られていた。

定価なので、他で(Amazon等)買うほうが安いが、売り上げの一部が学校の収入になるので、ママも学校の資金集めに協力いたいと思い、僕に何でも好きなものを一冊買ってもいいよ、と言ってくれた。

僕はいろいろ探してはみたものの、特に欲しいものが見つからなかったので、何も買わなかった。

Mrs S(去年のクラスのTA)も居て、「ハロー、オラ二オス!」と声をかけてくれたが、相変らず僕は無言。

それでも、今年は、学校のスタッフは僕のSMのことを知っているので、僕が返事をしなくても、ママはそれほどいたたまれない気持ちにもならず、僕の代わりに、ハロー、と挨拶した。

それから、ママは、僕を例の写真がはってある場所に連れて行き、
 「これだあれ?」と質問してきた。
 「Red クラスの女の子」と、僕はそっけない返事をして、ホールの外へとママを引っ張っていった。

作戦失敗。

廊下でも、ママは、飾ってある絵や工作を見ながら、僕にいろいろ話しかけてはくれたものの、僕はいまいち乗り気でなかった。

すぐにお気に入りの地球儀のところへ行き、London,Ramsgate,Japan, Canada と指を指しながら小声で言って、しばらく眺めていたが、僕がそわそわし始めたので、ママは、今日はこの辺で終わりにしよう、と言い、僕をトイレに連れて行った。

Y1が始まってから、Mrs Sがことあるごとに、トイレに行きたいか聞いてくれるので、お漏らしはなくなったが、それでも、我慢出来るときは、学校が終わるまで我慢してしまうので、今日の会話練習もトイレに行きたかったために、気もそぞろだった。

僕がトイレに入っていて、ママが外で待っているときに、担任の先生がとおりかかり、ママとヘルパーの件について話し合った。

そして、ママが週に2回(火曜日、木曜日)、午後に、僕たちのクラスを手伝うことになった。

これも、僕の治療の一環でもある。

僕が、ママが居ても甘えずに自立出来るように、との、スピーチセラピストからの提案もあったからだ。

早速、明日からはじめることになった。

トイレに行ってすっきりしたのと、ママがヘルパーになることがうれしく、帰り道は、うきうきして、スキップしながら帰った。
posted by なんでさん at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

学校案内

2006年10月10日(月曜日)


僕とママが放課後にやっている会話練習がもう少し効率よく出来るようにと、Mrs Sが、この日の午後、ママに学校内を案内してくれた。

僕に見つかるとまた厄介な事になるので、ママとMrs Sは正面玄関で待ち合わせをした。

Mrs S は、僕とのセッションが終わったばかりで、あわててやってきてすこし息が切れていた。

ママとMrs S は、話をしながら学校内を周った。

ママは、僕の治療のセッションで学校へは何度も来ているので、たいていはわかっていたが、Mrs Sがそのつど、ディスプレイされているもの(写真や子供達の絵等)も、僕と学校を回っているときに、話のきっかけや、ママが僕に質問しやすいように、と、一つ一つ説明してくれた。

講堂には、Red Class の子供達がPE をしているときの写真が貼ってあって、僕のお気に入りはこれですよ!と教えてくれた。

それは、女の子が後ろ向きになって、顔を股のしたから除かせているもの。

僕はココを通ると、なぜかこの写真を指して、ニコニコするんですよ、とMrs S。

ママは、微笑みながら、あーそうですか?何ででしょうねー、と言いながらも、僕がなぜこの写真が好きなのかわかった。

それは、大きなおしり!

僕はなぜかおしりが大好きで、家ではいつもお尻を突き出したり、振ったりして遊んでいる。時々、クレヨンしんちゃんがやるようなこともするので、ママは学校でもやりはしないかと、ハラハラ。 でも、そういう報告はいまだにないので、とりあえず一安心。

そのあと、音楽室や、いつもセッションをやる部屋や、図書館などいろいろ回った。

来年(Year 2)に備えて、Y2の部屋にも行き、廊下にディスプレイされている絵などの説明も受け、Y2になったらこんなこともするのかと参考になった。

Y2になったら、近くの風車小屋と、ファイザーと言う、大きな製薬会社にも見学に行くので、ママはまるで自分も行くかの様にわくわくした。

Y2の部屋のほうにも来て、なじませて、来年になったらこういうところにも行けるんだよ、と、僕に話しておくのもいいですね、とMrs Sは提案してくれた。

それにしても、迷路のような学校だったが、この案内のおかげで、やっと謎解きが出来て、ママも学校内を歩くのに自信が付いた。

ツアーが終わるとすこし時間があったので、Mrs Sは担任の先生の承諾を得て、ママに僕たちの授業を見てくれるように勧めた。

僕は、思いもよらずにママが来たのでちょっとびっくりしたが、うれしかった。

僕たちは、Show and Tellの最中だった。

Show and Tellというのは、子供達が家から何か学校に持ってきて、みんなの前でそれを見せながら、説明する時間。

僕も今日は、Animals and You というマガジンを持って来ていた。 女の子向けの雑誌だが、ロンドンのクリオに似た猫の写真があったので、ママが買ってくれた。

先生がすかさず僕を呼び僕はそのマガジンを持って前に出た。

先生はそれをみると、コミックを持ってきたのね、と言うので、ママはちょっと混乱した。漫画らしきものは載っていないのに。。。、そして、僕は当然しゃべらないので、先生はどうやって進めていくのかと、ちょっとハラハラ、ドキドキ。 

まず、雑誌のページをめくりながら、いろいろコメントして、僕が好きな写真はどれかと聞いてきた。

僕はクリオ(猫)にそっくりな、黒い猫の写真を指差した。

ママが小声でMrs Sに、僕がこのマガジンのお絵かきコンペティションに応募したことを言うと、Mrs Sは先生にそのことを言ってくれて、先生は、僕がコンペで賞をもらったら、みんなに教えてくれるように、と言って、僕の番は終わった。

ママは、この様子をみて、すこしホッとした。僕は、しゃべらないながらも、先生の質問には、指を指したり、首を振ったりして、答えていたから。

Show and Tellも終わり、帰りの時間になり、先生が歌を歌いながらふたりづつ名前を呼び、順番にコートとランチバッグを取りにいった。

全員が席に着くと、一番おとなしく座っていたテーブルがポイントをもらうことになっていて、一番多くのポイントをもらったテーブルがハーフタームごとに先生からおまけをもらう仕組みになっている。

今回は、残念ながら、僕たちのレッドテーブルではなかった。

そして、まだすこし時間があったので、サムズアップ、ヘッドダウンというゲームをした。

2,3人の子が前に出て残りはテーブルで顔を下に向け親指を立てる。
前に出た子が一人づつ選んで親指を触る。
触られた子はだれが触ったか当てる。
あたったら、今度はこの子が前に出る番。

顔を下げなければならないのに、ちらちら顔を上げている子供もいた。
僕もその一人だった。。。

そうこうしているうちに、帰りの時間を告げるベルがなった。

僕たちは、先生とアシスタントの先生と、みんなに、Good Afternoon!と言って、先生がお迎えが来ている子供達の名前を呼んで、呼ばれた子は教室から直接外へ出られる戸から、順番にそれぞれの保護者のもとに帰っていった。

僕はママが教室に居たので、教室のドアから出て、ママは早速今日の学校案内を生かしたいと、僕を連れて学校内を歩き、会話練習をすることにした。
posted by なんでさん at 06:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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