2006年12月14日

放課後の会話練習(3)

2006年9月28日(木)

ママが学校に迎えに来ると、僕は2番目に外に出された。

そして、ママに口を開けて

「はー、抜けた。」

僕の始めての乳歯が、抜けたのだ。下の前歯。

ママは、歯はどこ?と聞くと、僕はゴミ箱に捨てた事を告げた。

「えーーーー!」

「だって、ランチボックスにも入れられないし、ブックバッグにも入れられないし、どこにおいたらいいかわかんなかったから、ゴミ箱に捨てた。」

何も、ゴミ箱に捨てなくっったって... でも、ママは笑うしかなかく、じゃあ、Tooth Fairy は来ないね。残念!と僕を脅した。

今日は会話練習の日なので、他の子供達が帰るのを外で待っていたら、先生達が僕の歯が抜けた事をママに教えてくれた。

そして、僕がゴミ箱に捨てたので、MRS Sがゴミ箱を探したが、見つからなかったと、申し訳なさそうに、言った。

ママは、全然そんなことは気にしておらず、笑っていた。が、やはり最初の歯はとても大事にしなければならないのだろうかと、後から、気になったが仕方がない。

他の子たちが帰ると、僕たちは中に入って、僕は早速またコンピュータで遊び始めた。

また、ママはどうやって、僕に話させようと考え、僕がヘッドフォーンで聞いているものを、何て言ったのと?聞いてきた。

僕はあたりを見渡して、小さい声で、Put it on!といって、ママにヘッドフォーンを渡した。

あっ!ちょっとしゃべった!と、ママは思ったが気にしないふりをして、ママもヘッドフォーンでしばらく聞いていた。

すると、僕がまたそわそわしている事に気が付く。
トイレに行きたいの? うなずいて、トイレに直行!

トイレの中に入っていたら、お掃除のお姉さんが入ってきたので、僕は一瞬話をやめたが、そのお姉さんがママに話しかけてきて、ママも話をし始めたので、僕もすこしは緊張が解けた。

ママが、気楽に話せる相手は、僕も一緒にいて気がらくだ。

トイレがすむとまた教室にもどった。

先生が一人で、何かをやっていて、ママに何か聞いてきた。

僕がしゃべらないから、どのくらい単語やアルファベットの発音がわかるかわからない。したがって、僕は今一番レベルの低いテーブルに座っている。

出来たら、家でテストしてきて欲しいとの事。

そして、アルファベットのカードを一通り渡してくれた。

それから、先生は、僕がハーベストアセンブリーで農夫の役をやるが、僕はどう思っているかママに聞いてきた。

ママは、正直に「あー、家で僕はファーマーになりたくないって言っていたのはそのことだったんですね」

先生、「そうですか...でも、農夫しかせりふのない役はないので、決めたんですが。」

本当は、僕はイチゴになりたかったのだ。やはりしゃべらないと、そんなんだなーとつくづく思った。

でも、いいこともあった。

その夜は、歯をなくしたにもかかわらず、Tooth Fairlyがどこからか僕の歯を捜してきてくれて、一ポンドコインと交換しておいてくれた。

Tooth Fairly さん、ありがとう!
posted by なんでさん at 21:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 場面緘黙症治療(Year 1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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