先生は、僕の事とか、家庭のことなどパパとママにいろいろ質問していた。その間、アシスタントの先生は、僕のところに来て、遊ぼうとしていた。が、僕は何もしゃべらず遊びもせず、ママのところへ「ままー、ままー」としがみついていた。アシスタントの先生が僕と遊ぶのをあきらめると、僕はまたDVDプレーヤーの所へ行き、PLAYのボタンを押す機会を狙っていたのだった。
インタビューが一通り終わると、先生達は、
「どんなに些細な事でも、気になる事や困った事があったら、いつでも言ってくださいね。学校からの手紙でも、何かわからないことがあったら遠慮無しに聞いてくださいね。」と優しい言葉をかけてくれた。 ママは外国人なので、気を使ってくれている。 ありがたいことだ、とママは思った。
すると、パパはまた、
「ディケンズの時代とは違って、今は学校は本当に親切ですねー。」とおどけて言うと、先生も、
「あの時代は、自分のことは自分でなんとかしなさい!とピシッと言われてたわよねー。」とパパに合わせて、また大笑い!
と、その時、突然! 奇妙な音楽が流れてきた!!
♪ げろげーろげーーーろ ♪